 PIC24F電子遊戯（１） |
| 更新日：２０２１年１月２６日 |
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| マジョカアイリスのLCD(640x48)をテストする |
| ついに私も「マジョカアイリスハック」の扉を開いてしまいました。まずは商品をAmazonでポチリました。今、電子工作界隈で大ブーム(?)となっている商品なので購入する時期によって価格が変動しているようです。興味のある方は在庫が無くなる前に入手しましょう。 |
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| （購入したマジョカアイリス） |
| これはネット通販でしか買えないでしょうね。おじさんには。一応電池を入れて少しは遊んでおきましょう。動作チェックにもなります。 |
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| （電池を入れて動かしてみました） |
| うーーん、どうでしょう。もしこれが定価で売られてたとしたらちょっと買うのをためらいますね。私の住んでいる地方ではこの商品に関連したテレビ放送がないので、ちんぷんかんぷんです。まあおもちゃとすると中身がどうであれ高価過ぎます。あくまでも個人的な感想なので気にしないで下さい。さて前置きはここまで。いきなり分解しましょう。その姿はあまりにも哀れ(?)ですので、あえて公開しないことにします。私の目当てはスティックに内蔵されている細長いカラー液晶モジュールです。幸いにもマジョカアイリスに関しては諸先輩方が解析をされていますので、取り出しは極めて簡単です。温存するのはこの液晶とスティックの中央に配置されているカラー液晶とマイクロSDカードくらいでしょうか。皆さんの好みに合わせて必要なものを残して下さい。 |
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| （FFC用コネクター実装済み変換基板） |
| 液晶モジュールはFFCで接続します。aitedoさんで比較的安価でコネクタ実装済み変換基板とFFCがセットで売られていたのでポチリました。コネクタのほうはピン数が異なりますがFFCは22pinなので対応が可能です。22pin用のコネクタもありますが変換基板に自分ではんだ付けする必要があるのでひとまずこの実装済み基板で実験するのが良いと思います。 |
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| （22pinのFFC） |
| セットになっているのは同じ面に端子が出ているFFCなのでコネクタとの配線の際は向きとピン番号にに気を付けて配線して下さい。 |
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| （まずはブレッドボードで動作確認） |
| PIOC24Fの動作に際して、このサイトのソースコードを参考にさせて頂きました。作者の方に感謝申し上げます。 GitHub ? kingyoPiyoTFT_Test_48x640 |
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| （15色のカラーバー表示） |
| 黒を含めて15色のカラーバーを表示するようにして見ました。一番右側は灰色表示です。液晶上は14色ですが、これに黒を含めて15色になります。 |
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| （オリジナル数字フォント表示） |
| 24x48のオリジナルフォントを作成してみました。26文字分の分の表示が出来ます。これをベースに今後の製作を進めていきた考えています。表示スピードもそこそこ早いので実用には耐えられるとは思います。横スクロールまですることは考えておりませんので、そこのところはご理解よろしくお願いいたします。 |
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| （カラー液晶表示確認用のPIC回路図） |
| あくまでも確認用のためのPICの選択です。今後の実用的な製作に対してはもっとピン数の多いものを使用する予定です。今回より回路図作成にKiCADを使用しています。上の回路図はクリックすると大きく見ることが可能です。電源には6V用のACアダプターを使用しました。トランスタイプなので実際にはもっと高い電圧が出ていると思います。液晶モジュールの種類もいくつかのバージョンがあるようです。今回の液晶のバックライトには一応100オームΩの抵抗を介して供給を行っています。液晶のバージョン違いでバックライト用の電圧も異なるのでこの説明は次回以降にさせて頂きます。 |
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| （PICのポート割付） |
| MPLAB X IDE用のプロジェクトファイルを公開いたします。ここからダウンロードして下さい。コード生成はMCCを使用しました。また合わせて「Peripheral
Library」も組み込んでいます。自力で改良される方はちょっと気にして下さい。 プロジェクトファイルのダウンロードはこちらへ |
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| （液晶モジュールのカラーデータ） |
| マジョカアイリスハックの諸先輩方の活動によりカラーデータがRGB565フォーマットであることが判明しています。この情報をベースにカラーデータテーブルを作成して15色を決めました。PIC24FシリーズのPICマイコンを使用するので内蔵RAMが8kBしかありません。その中でこれらの全ての色を同時に表示しようとするとRAMが足りなくなります。そこでこのカラーテーブルから4色を選んで表示する方式にすることにしました。上の写真で26桁の数字を表示しているのがこの方式を採用しています。その辺りの詳しい説明も次回以降にさせて頂きます。 |
| さてこのカラー液晶モジュールで何を表示させようかと今からワクワクしております。今回から始まりました「PIC24F電子遊戯」をよろしくお願いいたします。やっぱり電子工作は楽しいですよね。おうち時間を有効に活用しましょう。 |
| 次回もご期待下さい。 |
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