 今風太ワールドを楽しむ（２７） |
| 更新日：２０２０年２月２６日 |
|
| PasocomMini PC-8001のUSBセレクターを作る |
| PC-8001ミニで打ち込んだゲームを楽しむ場合、必ずキーボードが必要になります。それはファイル名などを打ち込むためです。一方でゲームを楽しむために私が製作を続けているジョイスティックはHIDキーボードとして認識されるのでUSBハブ経由でキーボードと私のジョイスティックを接続しても後からつないだほうを認識してくれません。ということで今まではUSBのコネクタを差し換えてゲームを楽しんでいました。そこでよりゲームを楽しめるように今回スイッチで切換えることが出来る装置を作りました。簡単に出来ましたので紹介させて頂きます。 |
 |
| （PC-8001ミニ用USBセレクター） |
| 使用法としては次のようになります。 |
 |
| （ジョイスティックとAuto Input Miniを併用する時） |
| 私のやり方としての打ち込み系の場合、PCからAuto Input Miniを経由してPC-8001ミニに接続していますが、そこの間にUSBセレクターを挟むことで私が作っているジョイスティックを接続することが出来てスイッチで簡単に切換えることが可能になります。 |
 |
| （ジョイスティックとキーボードを併用する時） |
| 単純に打ち込み系のゲームを楽しむ場合です。キーボードでファイル名などを入力してジョイスティックに切換えてゲームを楽しみます。 |
 |
| （USBセレクターの回路図） |
| 回路図を示します。中身は極めて単純です。切換えにはフォトリレーを使っています。内部のLEDを点灯させることでリレーをONにするものです。まず切換えスイッチによりVBUSのラインが選択されてその電圧によりD+/D-のラインを選択するようにしています。フォトリレーは2種類使っています。VBUSは内部抵抗が低いもので電流が多く流せるタイプです。D+/D-のラインは普通のタイプです。最初はマイコンでコントロールも考えていたのですが上図のようにすれば接続も多分大丈夫と思います。 |
 |
| （PC-8001ミニ接続側です） |
 |
| （USB1接続側です） |
 |
| （USB2接続側です） |
 |
| （中身はびっちり詰まっています） |
 |
 |
| （スイッチを切換えることでその方向のLEDが点灯します） |
 |
| （キーボード側でファイル名などを打ち込んで） |
 |
| （ジョイスティック側にしてゲームを楽しみます） |
| 世の中にはUSBセレクターという機器が発売されています。私が今回作ったものと同じように使うことを想定しています。特に多いのが4機器を切換えるものです。最初はそれを買ってみたのですがAuto
Inputを接続するとマシン語の流し込みなどが全く追従しないことが判りました。内部を分解してみると専用のICが使われているようで多分そのICで時間差などが発生して私の考えているようには動かないことが判りました。メーカーを変えて他のものも購入しましたが同じようにマシン語の流し込みはうまく行きませんでした。そこで自作を考えたということです。かなり簡単に出来たので良かったと思います。これで益々PC-8001ミニを簡単に楽しめるようになりました。 |
| PasocomMini PC-8001に興味を持たれたらこのページへどうぞ |
| パソコンミニ公式ウェブサイト |
 |
| （PC-8001ミニは魔法の装置） |
| 現在進行形でいくつかのプロジェクトが進行中です。ご期待下さい。 |
|
| 「蘇る今風太ワールド」表紙へ戻る |
|
 |